8つ(または9つ)の話の聖書概要
ごく最近まで私たちは15個の話を一連の話として使っていました。私たちはこれを8つに減らすよう迫られました。なぜでしょう?
理由:
a)その方が新しい語り手が覚えるのにずっと扱いやすかったから。つまり、人々は15よりも8つの方が覚えるのにずっと容易だろうと思ったのです。ですから話を語るのがより再現可能になりました。
b)8つの話は必要であれば一気に共有することができるから(私自身、飛行機やバスでよくこれをしました。)
c)一週間に一つの話をしたとして、一連の話が2か月でカバーするのが可能だから
ですから我々自身に問いかけました。8つの話しか選ぶことができないとしたら、どの話を選ぶか?私たちはこれらの話を選びました。以下に理由の要点をまとめます。
旧約聖書
1. 創世記 3:1-15
2. 創世記 16:2-10
新約聖書
7. ヨハネの福音書 11:32-44
8. ルカの福音書 23: 32-47
9. ルカの福音書 24:36-52
導入
それぞれの話には導入が必要です。導入には以下の内容が必要です:
*文脈-実際の時間、場所、人々 例えば-”アブラハムはバビロンと呼ばれる場所で4000年前に暮らしていた人でした。今日では現在のイラクの国にあたります。”
*’パリサイ人’、’安息日’、’会堂’のような特殊な用語があったら説明します。
*それ以前の話に結び付けます。一例は”アダムには子供がいて、その子供の子供にも子供がいて何世代も経過しました。
ある日、4000年前にアブラハムと呼ばれる男の人がいました…”
*時々人々を引き付けてその話を聞いてもらうための質問をしてください。例えば”なぜ世界にはそんなに多くの痛みや苦しみがあるのか?”
導入の準備についてこのビデオを見てください。
そのビデオは導入と実際のお話の間の違いをどのように示したらよいかも実演しています。
新約聖書
私たちは新約聖書のお話から選び始めました。最後の二つの話は絶対不可欠だとわかっていたからです。
* キリストの受難 – ルカの福音書 23:32-47
* 復活 -ルカの福音書24:36-51
その後、6つの選択肢の中から他の2つの話を選ぶ必要がありました(クリスマスと5つの奇跡のお話)
最終的には以下の2つを選びました:
* マルコの福音書2:1-12 (病気を癒し罪を許す権威)
* ヨハネの福音書11: 32-44, ラザロが死からよみがえった(死を越えた権威、この男は誰なのか?)
聖書部分の詳細は先に記載した通りです。それらは聖書協会と協力して選びました。
選ばれなかった部分をカバーするためのミニ聖書(通常の聖書と比べた特徴の説明は以下を参照)
***最近になって、時々クリスマスのお話を戻して合計9つのお話にすることがありました。このお話には3つの主要な部分があって、最後はルカの福音書2:6-20に落ち着きました。
旧約聖書
旧約聖書から4つのお話を選ぶほうがずっと難しいことに気づきました。最終的に以下のお話にしました:
a)反逆(創世記3:1‐15)-`創造`のお話を導入として、かいつまんで言うことができます。
b)アブラハムとハガル(創世記16;2-10-創世記12:1⁻7からの祝福を導入として一緒に)
おそらくなぜ私たちがこの話を選んだのかわかりにくいかもしれませんが、これは殆どの人が共感するお話のようです。’ソープオペラ’のようでこの話の後は人々が本当に注意して聞き始めてくれるのを見てきました。
このお話はまた、アブラハムとサラが独自のやり方で祝福を得ようとし神のタイミングを待たなかったという理由で重要なのです。
また私たちは簡単にこう言うことができます。”このお話は多くの部分があります。この冊子でもっと多くのアブラハムのお話が読めますよ。”
(あるいは聖書の創世記12-24にしおりを挟むか、その部分をコピーすることもできます)
’イサクをいけにえとして捧げる’話を選ばなかった理由は2つあります(創世記22:1⁻19)。
まず初めに、この話だけをするなら長い導入が必要になるということ。
更にこの話だけを伝えるとアブラハムを神を信頼するスーパーヒーローに見せてしまうのです。実際には3つの大きな失敗をし(加えてサラが子供を産むことを疑い、その考えに笑ったのです)
また地域の大勢の人がこの話にとても衝撃を受けてしまい完全に話を聞くのを止めてしまうのです(アブラハムに息子を犠牲に捧げるよう求めるとは何て恐ろしい神なのだろうと)
それは悪いことではないかもしれませんが、最初は全ての一連の話を聞いてもらったほうがいいと思いました。
c)雹の災い-(出エジプト記9:13-28)これはまた’二つの生き方’のお話です。人々は災いを避けることができたし実際にエジプト人のうち避けた人もいました。またノアの話より突きつけられるお話ではないから。
d)過越-(出エジプト記12:29⁻33)中国の伝統である戸枠からの赤の祝福のために過越の話はいつもはっきりと覚えてもらえるんです。聖書はまたこれを旧約聖書の’救い’の話として捉えています。過越の羊としてイエスの死に多くの結びつきがあるのです。
私たちはこれを試して今後どのようになるか見ていく予定です。’バイブルオーバービューセット’というビデオセットにあるこれらのお話を見てください。
⁻内いくつかのお話は映画にしたので更に短くなっています。